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医療機器: 人工心臓弁

被告:製造業者     原告:患者

事故概要
被告:Shiley Corporation 1983年に原告は心臓手術を受け、心臓の僧帽弁を人工弁に取り替えたが、その際、この人工弁は当時の最先端の科学技術の水準を満たしており、15-20年間は大丈夫だと言われた。1991年になって人工弁の問題点、すなわち弁の支柱(strut)が壊れやすく、万一壊れたら数時間以内に手当しないと死に至る傾向があることが公表された。被告はこの事実を何年も前から承知していたが、医者や一般には秘密にしていた。原告の人工弁の支柱も壊れたため緊急の心臓手術と、その後の人工弁除去手術が必要となった。

原告側主張
被告には、欠陥のある製品を製造し、かつ、その危険について警告しなかったたという過失があると主張。

被告側抗弁
不明。

判決の結論
Trial直前に和解で解決。和解金額61万ドル 手術後、理由不明だが、当該人工弁の一部が原告の腹部に残っていた。

裁判所
【裁判所】オハイオ州クヤホガ郡連邦地方裁判所(裁判所番号194CV0910)

その他
【原告側主張】被告には、欠陥のある製品を製造し、かつ、その危険について警告しなかったたという過失があると主張。【被告側抗弁】不明。

判決年:1993     国:アメリカ


掲載日

調査年 1996年


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