医療機器:
透析装置
被告:製造業者,医師
原告:患者
事故概要
23歳の患者(原告)は被告の医師により、被告メーカーが製造した人工透析装置で透析の治療を受けた。原告はその治療により、内耳に不均衡症候群を発症し、聴覚を失った。原告は、透析装置を製造したメーカー、医師、病院に損害賠償を求めた。
原告側主張
原告は、人工透析装置は半透膜内部で合成の尿素を使用していた、この尿素が装置の滅菌過程で血液と混ざった際に、体内の化学物質と反応して内耳にダメージを与える物質(神経毒)を生成した、と主張した。
また、透析の際、医師が血液を取り出し交換する際の速度が速すぎた、装置のモニターの監視が十分でなかった、これが不均衡症候群の発症を促した、と主張した。
被告側抗弁
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判決の結論
原告勝訴 $8,000,000
(メーカーの過失90%、病院側の過失10%)
裁判所
その他
判決年:1984
国:アメリカ
掲載日
調査年
2007年
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