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医療機器: 陰茎補形用インプラント

被告:製造業者,医師     原告:患者

事故概要
被告:American Medical System(製造者)、Dr. Naftel and Dr. Norris(医者) 1985年に糖尿病の結果インポになった原告が陰茎補形インプラント手術を受けた。ひどい傷跡があったため、陰茎の左側の海綿体を右側のものと同じ長さまで膨張させることができなかった。手術中にインプラントを膨張させたところ、原告は直ちに勃起したが、6カ月後に再度インプラントを膨張させたところ、ペニスが左へ曲がってしまうようになった。

原告側主張
当該インプラント製品には欠陥があり、医者もサイズが合わない製品を使ったのが原因であると主張。

被告側抗弁
製造者は製品に欠陥は無いと主張。

判決の結論
被告勝訴。 原告の和解要求額は24.5万ドル。製造者は5000ドルを提示したが、医者は提示額ゼロ。10日間のTrialの後、陪審は5時間で評決に達した。原告側はTrialの際に、原告の被った損害額を明示しなかった。

裁判所
【裁判所】カリフォルニア州ロサンゼルス郡地方裁判所

その他
【原告側主張】当該インプラント製品には欠陥があり、医者もサイズが合わない製品を使ったのが原因であると主張。【被告側抗弁】製造者は製品に欠陥は無いと主張。

判決年:1992     国:アメリカ


掲載日

調査年 1996年


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