医療機器: カテーテル

被告：製造業者,医師     原告：患者

事故概要
被告：Catheter Technology Corporation（製造者）、Dr. Harrison and Dr. Kim（医者） 原告が化学療法による治療を受けた際、カテーテルを挿入したあたりに赤変がみられ痛みが生じた。

原告側主張
製造者に対しては、当該カテーテルに穴があいていて、そこからアドリアマイシン（抗腫瘍抗生物質）が体内組織に漏れたのが原因と主張。医者に対しては、カテーテルの挿入および手術後の手当に過失があったと主張。

被告側抗弁
被告（製造者）は、製品に欠陥は無く事故原因は医者の過失と主張。

判決の結論
被告勝訴。 原告の和解要求金額は32.4万ドル。被告側が和解金額を提示したかどうかは不明。原告はこの判決を不服として控訴している。

裁判所
【裁判所】カンザス州連邦地方裁判所（裁判所番号91C-797）

その他
【原告側主張】製造者に対しては、当該カテーテルに穴があいていて、そこからアドリアマイシン（抗腫瘍抗生物質）が体内組織に漏れたのが原因と主張。医者に対しては、カテーテルの挿入および手術後の手当に過失があったと主張。【被告側抗弁】被告（製造者）は、製品に欠陥は無く事故原因は医者の過失と主張。

判決年：1992     国：アメリカ


掲載日

調査年 1996年