医療機器:
外科用手術台
被告:製造業者
原告:看護師
事故概要
被告:Amsco Service 外科の手術中に突然手術台の足が壊れて患者が転落しそうになった。手術の助手をしていた原告は、患者を助けようとして胸部および背部の腰椎付近の軟組織を痛め(ギックリ腰)、胸部関節の変性という障害を被った。このため、原告は脊椎結合手術を受けなければならなかった。
原告側主張
設計上の欠陥(手術台の構成部分が無理に押し込まれたり外れたりしている)および製造上の欠陥(留め具用のピンを刺し込む穴が工場で二重に開けられていた)を主張。
被告側抗弁
欠陥は無い。病院の職員が二重に穴を開け、留め具用のピン(tapered pin)の代わりにネジを使っていた。
判決の結論
Trial終了後に和解が成立。(和解金額は秘密)
裁判所
【裁判所】カリフォルニア州ロサンゼルス郡地方裁判所(裁判所番号MC003269)
その他
【原告側主張】設計上の欠陥(手術台の構成部分が無理に押し込まれたり外れたりしている)および製造上の欠陥(留め具用のピンを刺し込む穴が工場で二重に開けられていた)を主張。【被告側抗弁】欠陥は無い。病院の職員が二重に穴を開け、留め具用のピン(tapered pin)の代わりにネジを使っていた。
判決年:1997
国:アメリカ
掲載日
調査年
1996年
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