医療機器: カテーテル

被告：製造業者     原告：患者

事故概要
被告：Arrow International, Inc.（製造者） 病院の回復室にいた間にカテーテルのキャップが脱れて原告の静脈に空気が入り、重度の空気塞栓症になった。この結果、原告は軽度の脳障害を起こし眼筋麻痺、視力障害、激しい頭痛などの後遺症に悩まされ、内科専門医および眼筋麻痺専門医の治療を受けたが、結局、脳の腫瘍摘出手術を受けざるを得なかった。

原告側主張
欠陥のある製品を製造した被告の過失を主張。

被告側抗弁
不明

判決の結論
Trial前に和解が成立した。和解金額142.5万ドル（製造者が85万ドル、眼筋麻痺専門医および病院が各々10万ドルずつ分担した。）

裁判所
【裁判所】ルイジアナ州地方裁判所（郡は不明）（裁判所番号338-019）

その他
【原告側主張】欠陥のある製品を製造した被告の過失を主張。【被告側抗弁】不明

判決年：1994     国：アメリカ


掲載日

調査年 1996年