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医療機器: 人工膝関節

被告:製造業者,病院     原告:患者と家族

事故概要
46歳の足病医(患者)が、ひざを人工器官に取り替える手術を受けた。メーカーに特別注文したものであった。医師がひざを切開した際、その人工器官は小さすぎると判断され、もっとサイズの大きい代替品が手配された。手配がうまくいかず、代替品が見つかるまで2時間、患者のひざは切開されたままであった。代替品のひざが埋め込まれたが、5日後に代替人工器官は破損した。患者は感染症を発症し、4年間に30回以上の手術を受け最終的には右足を切断した。

原告側主張
患者の妻(原告)は人工器官の製造メーカーと病院を訴えた。原告はサイズの合わない人工器官が製造されたため、患者のひざが切開されたまま2時間放置され、細菌による感染症を招いた。メーカーは患者のひざに合わない人工器官を製造した責任があり、病院は切開されたままのひざの感染予防処置の不備に責任があると主張した。

被告側抗弁
-

判決の結論
原告勝訴 $4,560,000
(メーカーの過失75%、病院の過失25%)

裁判所


その他


判決年:1990     国:アメリカ


掲載日

調査年


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