医療機器:
手術ナビゲーションシステム
被告:製造業者
原告:患者
事故概要
49歳の土木技師が病院で腫瘍を取り除く手術を受けた。外科医は脳の腫瘍を取り除くため、画像誘導手術でナビゲーションシステムを用いた。システムの不備により、腫瘍を探査する場所がずれ、外科医は嚢胞(のうほう)がある場所ではないところを手術した。その結果、土木技師は左半身麻痺となった。原告は医療装置を製造し、販売した事業体(製造会社と販売会社は関連会社)を訴えた。
原告側主張
事故は医療機器の構造上の欠陥により起こった。MRIイメージのずれを起こした原因はソフトウェアの欠陥である。さらに製造者らは病院に十分な指示・警告をしていなかった。また製造者らは病院へのテクニカルサポートを怠った。
被告側抗弁
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判決の結論
原告勝訴 $3,180,000
(病院は評決前に$147,500で原告と和解している)
裁判所
その他
判決年:2002
国:アメリカ
掲載日
調査年
年
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