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医療機器: カテーテル

被告:製造業者     原告:看護師

事故概要
被告:Becton Dickinson Vascular Access, Inc. 患者に挿入していた静脈カテーテルを抜き取る際に、誤ってそれを手のひらに刺してしまったためAIDSになった。

原告側主張
カテーテルを抜いた際に針をカバーする鞘がついていないのは製品欠陥であると主張。

被告側抗弁
カテーテルは安全で危険ではなく、AIDSに罹る危険性は極めて低い。また、針に鞘を付ける設計にすると値段が高くなり、このような危険性の除去に役に立たないばかりか、他の問題を引き起こすと主張。

判決の結論
Trialが開始直後に被告が提出した略式判決(summary judgment)の申し立てが認められ、その後当事者間で和解解決した。(和解金額不明) 事故発生日は1992年9月。

裁判所
【裁判所】ペンシルバニア州東部地区連邦地方裁判所(裁判所番号170295)

その他
【原告側主張】カテーテルを抜いた際に針をカバーする鞘がついていないのは製品欠陥であると主張。【被告側抗弁】カテーテルは安全で危険ではなく、AIDSに罹る危険性は極めて低い。また、針に鞘を付ける設計にすると値段が高くなり、このような危険性の除去に役に立たないばかりか、他の問題を引き起こすと主張。

判決年:1996     国:アメリカ


掲載日

調査年 1996年


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