医療機器:
ギプス包帯用のクッション
被告:病院,製造業者
原告:患者
事故概要
被告:Standard Textile(製造者)、St. Joseph s Hospital(病院) 足を骨折した原告が、病院で足を被告製造のクッション(pillow)に乗せた状態でギプス包帯をしてもらった。1週間後にギプスを脱したところ臀部から踵にかけて3度の火傷(third degree burns)を負っていることが分かり、13回におよぶ再形成手術が必要になった。
原告側主張
当該プラスチック製のクッションの欠陥、具体的には、ギプス包帯をした際に発生した熱を当該クッションが(吸収せずに)反射したために火傷を引き起こしたと主張。
被告側抗弁
被告(製造者)は、製品に欠陥は無いと主張。
判決の結論
被告敗訴。損害賠償金111万8500ドル。
裁判所
【裁判所】カリフォルニア州ロサンゼルス郡地方裁判所(裁判所番号27333)
その他
【原告側主張】当該プラスチック製のクッションの欠陥、具体的には、ギプス包帯をした際に発生した熱を当該クッションが(吸収せずに)反射したために火傷を引き起こしたと主張。【被告側抗弁】被告(製造者)は、製品に欠陥は無いと主張。
判決年:1991
国:アメリカ
掲載日
調査年
1996年
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