医療機器:
子宮内避妊具
被告:製造業者
原告:患者
事故概要
被告:A. H. Robins Company 1972年に原告は被告が製造した子宮内避妊具を挿入した。その後、激しい出血、痙攣が起こり、子宮外妊娠をして流産し、完全な不妊症になってしまった。当該避妊具は1974年1月に除去された。
原告側主張
被告は当該製品の危険性について警告を怠り、また製品そのものの設計・製造に欠陥があった。
被告側抗弁
原告の障害は当該避妊具の挿入より以前に行われた腹腔内出血の手術が原因であり、当該製品とは無関係と主張。
判決の結論
被告勝訴 原告被告双方とも産科医、婦人科医を専門鑑定証人に起用して争った。
裁判所
【裁判所】イリノイ州連邦地方裁判所(裁判所番号84C-10021)
その他
【原告側主張】被告は当該製品の危険性について警告を怠り、また製品そのものの設計・製造に欠陥があった。【被告側抗弁】原告の障害は当該避妊具の挿入より以前に行われた腹腔内出血の手術が原因であり、当該製品とは無関係と主張。
判決年:1993
国:アメリカ
掲載日
調査年
1996年
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