医療機器:
ペースメーカー
被告:製造業者,病院
原告:患者
事故概要
被告:,Telectronics Pacing Systems(製造者),Peninsula Medical Group/Kaiser Hospital(病院) 原告は、いぜんに埋め込んだペースメーカーの電池が切れたので、上記病院でこれの除去と新しいペースメーカーを埋め込む手術を受けた。(両方とも被告の製品?)しかし、これが豊胸手術で埋め込まれたインプラントと同じ場所に埋め込まれたため、原告は埋め込み場所を変えるために3度目の手術をしなければならなかった。(当該製品の製造者はCordis社であったが、同社は後にTelectronics社に買収されている。)
原告側主張
原告は、製造者が電池切れ野危険性を適切に警告しなかったと主張。病院側に対しては、2番目のペースメーカーの埋め込みに過失があったと主張。
被告側抗弁
被告(製造者)は電池切れの危険性については適切に警告していたと主張。被告(病院)は埋め込みに当たって過失は無いと主張。
判決の結論
被告勝訴。 Trial前に被告(製造者)は1万~1.5万ドルを提示。原告はそれぞれの被告に対して2万ドルずつを要求。Trialは5週間続いた。
裁判所
【裁判所】カリフォルニア州コントラコスタ郡地方裁判所(裁判所番号90-02630)
その他
【原告側主張】原告は、製造者が電池切れ野危険性を適切に警告しなかったと主張。病院側に対しては、2番目のペースメーカーの埋め込みに過失があったと主張。【被告側抗弁】被告(製造者)は電池切れの危険性については適切に警告していたと主張。被告(病院)は埋め込みに当たって過失は無いと主張。
判決年:1993
国:アメリカ
掲載日
調査年
1996年
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