(1)診断技術
① MRI
この10年で、MRIは解像度とスピード、撮影できる画像の種類などが増え、格段に進歩した。これまでは形態画像しか撮影できなかったが、最近は、ものの流れ、温度などが描出された機能画像(MR-S など)が撮影できるようになった。
② CT
CTは、MRに比べると、今後の可能性や画像の種類などの幅が少ないと感じる。高速での撮像、様々な3次元合成が出来るといった点では進歩した。海外メーカーの製品の進歩が著しい。
(2)治療技術
脳卒中は、CTとMRIと血管撮影の脳卒中の三大診断機器と治療機器が、全部そろっていますので、かなり迅速に診断が出来ます。
① 手術顕微鏡
手術顕微鏡については、あまり大幅な変化は見られなかった。
② 内視鏡
内視鏡は小型化が進んだ。技術的には、この10年の目覚ましい進歩は見られなかった。